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2018

Year
入管法改正関連企業から茂木大臣の政治団体に多額の献金

入管法改正関連企業から茂木大臣の政治団体に多額の献金

外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正の審議が大詰めを迎えている。この改正法案に大きく関わる外国人技能実習生の受け入れを行っているグループ企業から安倍内閣の重要閣僚が代表を務める政治団体が7年間で総額350万円が献金されていたことが分かった。(鈴木祐太) 献金を受けていたのは、茂木敏充経済再生担当大臣が代表を務め...
原子力空母「ロナルド・レーガン」(U.S.Navi Photo)

「米兵のトモダチは高線量で被ばくしていた」フクシマ第一原発事故プロジェクト第2弾

東京電力福島第一原子力発電所における事故を検証しているNPO「ニュースのタネ」が、事故直後からアメリカ政府が日本各地の20000件を上回る地点で放射線量を計測したデータを分析したところ、トモダチ作戦として被災住民の救助にあたっていたアメリカ軍の空母が当時、極めて高い放射線を浴びていたことがわかった。(鈴木祐太、山崎秀夫...
撮影日:2013年5月17日  撮影:帯刀良

福島第一原発事故で新事実 事故直後の首都圏で高レベルの放射線量が計測されていた 

2011年の東日本大震災で起きた福島第一原発における事故。この事故の翌日からアメリカ政府が日本各地の20000件を上回る地点で放射線量を計測したデータがある。InFact(旧ニュースのタネ)は、このデータの分析に着手。その第一弾を伝える。事故直後の首都圏で計測された放射線量は、我々の予想を上回る数値だった。(山崎秀夫、...
アメリカ・ホワイトハウスHPより

次々に内幕が暴露される米トランプ大統領はどうなるのか

「伝説的」とも形容される新聞記者、ボブ・ウッドワードがトランプ政権の内幕を描いた「Fear」が話題だ。大統領は小学5、6年の理解力しかないと発言した高官の姿などがリアルに描かれている。はたして、この本はトランプ政権の今後にどのような影響を与えるのか。 ボブ・ウッドワード記者について説明するのは、そう簡単ではない。40年...
沖縄県知事選挙の焦点の一つになっている米軍普天間飛行場

「隠れ辺野古容認派」 ここに来て語られるようになったある有権者グループの存在

「辺野古移設に賛成しているわけではないが、それを言っていたら、いつまでたっても普天間基地は返還されないんじゃないかって、そう思っている人は多いはず」 選挙戦の取材で訪れた那覇で会った友人はそう語った。長年タクシー運転手をしている古い友人だ。自分もそうだと話した。 9月30日に投開票が行われる沖縄知事選。佐喜真淳前宜野湾...
金武町の米軍基地キャンプ・ハンセン前にて(撮影:ニュースのタネ)

沖縄県知事選挙 接戦の行方は

9月30日に投開票が行われる沖縄県知事選挙。1週間となった沖縄に取材で入った。 20日、自民、公明両党などが推薦する無所属新人の佐喜真淳(54)候補は、沖縄市で決起集会。午後6時半から始まった集会では、1500人収容の会場の5割から6割ほどが埋まった。 佐喜真候補は、「本当にこれで良いのか。安心して暮らせるのか。そう考...
旧民主党アーカイブサイト「沖縄振興一括交付金(仮称)の創設を政府に提言」より。岡田克也幹事長の隣に玉城氏の姿がある

ファクトチェック「玉城候補が一括交付金創設を直談判」は事実か

 沖縄県知事選(9月30日投開票)で、自民・公明などが支援する佐喜真淳・前宜野湾市長と翁長県政を引き継ぐ立場を表明した玉城デニー・前衆議院議員が激しく競っていると伝えられている。そうした中、玉城候補が「一括交付金の創設を直談判して実現にこぎつけたこと」が自らの実績だと主張したのに対し、一部で事実ではないとの批判が出て、...
普天間飛行場でスタンバイするオスプレイ(沖縄県・宜野湾市)

沖縄県知事選で政治家の発言やネットの情報をファクトチェックで検証!

‘事実上、普天間飛行場の辺野古移設の是非をめぐる争いとなる沖縄県知事選挙は9月30日に投開票が行われる。この選挙で、情報の真偽の検証を行うファクトチェックの取り組みが行われる。総選挙に続くもので、主催団体は、多くの人の参加を呼び掛けている。 主催するのは日本でファクトチェックを広める活動をしているファクトチ...
沖縄の米軍負担で翁長氏指摘の「70.3%」は事実 沖縄県知事選ファクトチェック

沖縄の米軍負担で翁長氏指摘の「70.3%」は事実 沖縄県知事選ファクトチェック

ファクトチェックby NPOニュースのタネ(立岩陽一郎、鈴木祐太) 〈ファクトチェック対象言説> 翁長雄志知事(当時)の平和宣言(2018年6月23日) 「戦後実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0.6パーセントにすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70.3パーセントが存在し続けており、県民は、広大な...
豪雨災害でボランティアが体験した困難とは②

豪雨災害でボランティアが体験した困難とは②

200人を超える犠牲者を出し、今も復旧作業が困難を極める豪雨災害。その現場にボランティアとして入ったカメラマンが見たものは・・・。通り一遍の取材からは見えてこない現場の苦境をリポートする。(加藤雅史 文/写真) 現場につくと、目を疑う光景が目に飛び込んできた。 裏山で発生した土砂崩れで、平屋の半分以上が埋め尽くされ屋根...
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